後遺障害の認定基準は症状ごとに細かく決められていますが、その大前提として以下の4つが必ず必要です。後遺障害診断書だけで認定基準に合致するとしても、そこに至るまでの経緯で以下の4つが伴わなければ後遺障害の認定は非該当となります。
・回復が難しいと思われる障害
・後遺症が医学的に証明されている事
・交通事故と因果関係があること
・労働能力の喪失を伴うもの

回復が難しいと思われる障害
交通事故から6カ月が経過した時に、その症状が残っているだけで後遺障害が認定されるほど、後遺障害の認定基準は甘くはありません。将来においても回復困難な事を説明しなくてはならず、後遺障害診断書に「回復は難しい」と書かれているだけでは、後遺障害の等級は取れません。この「回復が難しいと思われる障害」は、後遺障害全体の80%が症状固定日までの通院内容で判断されます。
後遺症が医学的に証明されている事
レントゲンやMRI・CTでの画像所見があれば証明できます。画像所見がない場合では”証明”が出来ません。しかし、医学的に推定する事が出来れば、後遺障害の等級は獲得できます。レントゲンやMRI・CTで異常が確認できない事は多いと思います。そういった場合には医学的推定が出来るよう対処しなければなりません。
交通事故と因果関係があること
交通事故以前からあった症状か、交通事故の後に交通事故とは関係ない理由で発症したか、自賠責の調査事務所はこの2点を見てきます。例えば、交通事故から3カ月経過後に初めて確認された症状は基本的に認定の対象外となります。
労働能力の喪失を伴うもの
簡単に説明すれば、「軽いくない症状」である事です。自訴だけでは説明できず、もっとも難しい説明ポイントです。
これらは、後遺障害診断書のみで判断されるものではなく、事故証明、経過診断書、診療報酬明細書、時には物損状況などを細かく確認し、総合的に判断されます。
つまり、受傷直後から後遺障害の等級獲得への闘いは始まっているのです。
事故証明は事故発生の基本情報が記載されています。
経過診断書・診療報酬明細書は、多い場合では一ヵ月に一度発行されます。極端な話、受傷後1ヶ月で初めて発行された経過診断書の出来が悪いと、どんなに出来の良い後遺障害診断書を作成しても後遺障害の認定はとれません。
交通事故直後に後遺障害が残る事が予想できる場合はもちろんの事、後遺障害の可能性が不明な場合でも、最悪な場合を想定して、上の4つの大前提ポイントが説明できるように通院リハビリをし、診察を要求し、診断を受けるべきです。
余談ですが、私(笠原)が受傷直後からサポートをしていた場合において、後遺障害の認定が取れなかった事は一度もありません。つまり、どれほど通院方法が重要なのかがわかります。




4年前に交通事故に逢い「むちうち」の症状があります。しばらく色々な整形外科に通院しておりましたが、回復の兆候が見られなかったため、医者指示ではない針灸や整体に通っておりました。今回、示談の話を完了させようと保険会社から連絡があり、「まだ完治していないのであれば、後遺症診断をとってくれ」と言われております。加害者から謝罪に来るよう保険会社に伝えておりますが、いまだ連絡なく、誠意がないと考えております。等級や今後の交渉の進め方について、ご相談させていただきたいと存じます。(結果的に手元に残る金額がわかれば、有償の相談も検討しております。)
加害者からの謝罪は待っていても来ることは無いと思います。できる限りの賠償金での示談が望まれます。そのためには後遺障害の等級を取ることと考えられます。
お聞きしたいのですが
22年6月に追突事故にあい23年12月に通院を打ちきり今後遺症障害を申請している所です。
症状としては首の傷み、両肩が上がらない状態、股関節に歩く時に痛みをともなう。
鍼灸師を目指し勉強していたのですが指先に対しての痺れにより病院で違い仕事してくださいと通告されてしまいました。事故にあい仕事も首になりました。
この場合どのくらいの等級になりますか!?
後子供も乗っていたためいまだに首がいたい足がいたいと朝に鳴いたりすることがあります。
子供はどのくらいの保証していただけるのでしょうか!?
病院では治療できないと言われましたので通院は定期的に行くだけでした。
子供は事故当時3才でした
>この場合どのくらいの等級になりますか!?
非該当・14級または12級と考えられます。
>子供はどのくらいの保証していただけるのでしょか!?
通院実績に対して支払いが行われます。
11/28日に交通事故で鎖骨を骨折、両膝擦過傷、左足首打撲しました。事故後3度ほど通院の後10日後に入院、鎖骨をプレートで止める手術をし、5日間入院で退院した所です。
これからは定期的に通院となり、1年後位にプレート抜釘手術の予定です。
今は障害が残るかどうか解りませんが、後遺障害の認定について、教えていただきたいと思いました。
等級についてでしょうか。
この場合、等級は非該当になるのが基本です。
なんどか14級になる事もあります。