将来の治療費は請求できるのか

交通事故でおった後遺障害の治療の為に必要となる治療費については、その必要性と確実性があれば認定されます。たとえば、義足、義手、義歯、義眼などのメンテナンス費用であれば、特に問題にはならずに認定されます。

しかし、症状の悪化を防ぐために必要な治療費となると、交渉の場においてはかなりの難航が予想されます。たとえば、脳に障害をおった場合で、症状固定の状態を維持するのに必要と考えられる治療費などです。

むちうち等では将来の治療費が認められる事はまずありません。

不幸にも後遺症が残存していながら治療打ち切りとなってしまった場合には、後遺障害の等級を得て、その後遺障害の賠償金の中から健康保険を使って治療をしていくというのが現実的です。

判例:大阪地判平12・8・29
第五腰椎圧迫骨折変形治癒、排尿障害等で併合7級の後遺障害をおった主婦につき、症状固定後も生存期間にわたって通院治療が必要であるとして、平均余命まで一ヶ月当たり3万円の治療費及び通院交通費を認めた。


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“将来の治療費は請求できるのか”の4件のコメント

  1. あみ より:

    三年前ひき逃げにあって犯人見つからず今病院に労災ででかかっていますが
    痛みもまだあり症状固定といわれて
    7号用紙が労災から送られてきて。
    会社に出しました。
    痛みわぁまだ変わらずあります。
    等級にあてはまればいいのですかぁ
    左足肩と腰と首です
    特に足と腰わぁひどく痛みます。
    二時間の電車通勤も辛いです。
    どうなりますかぁ?

    • 戦略法務 より:

      きちんと治療を行ってもそのような症状が残っていれば後遺症に該当するのではないでしょうか。

  2. りこ より:

    1ヶ月前郵便配達のバイトをしている息子が、配達途中、急に車のドアをあけられ、転倒し、右手薬指骨折、全身麻酔でボルトで固定する手術をしました。しびれあり、後遺症もありそう。
    慰謝料はどのくらいですか?

    • piropi より:

      交通事故の慰謝料は、主に通院実績に対する通院慰謝料と後遺障害の等級で決まります。今後の事を含めてもう少し詳しい内容がわかれば慰謝料の試算も可能です。