整形外科系で行う検査
頚部神経症状の検査表
症状固定時の神経学的所見を(頚部神経症状)を後遺障害診断書とは別のA4用紙に記載するときがあります。元々これに似た書式をWEB上で見かけますが、必要に応じてそれをよりリアルな内容にしたものを使用しています。例えば、腱反射の軽度低下と…
電気生理学的検査という電気信号を利用する検査。筋電図と言われる事が多いがその実態は?
筋電図という検査があります。交通事故では特に多く「筋電図」と説明され、筋電図という言葉が独り歩きをしているケースが散見されます。電気を使って主に神経を調べる検査を電気生理学的検査(電気検査)といいます。交通事故の世界では単に「筋電図」と…
MRI(magnetic resonance imaging)
レントゲンでは確認できない異常をMRIでは確認する事が出来ます。
Wright test
Wright testは胸郭出口症候群を確かめるのに有効な神経学的テストです
アレンテスト(Allen’s test)
アレンテストは胸郭出口症候群を確かめるのに有効な神経学的テスト
イートンテスト(Eaton test)
神経学的検査のイートンテスト(Eaton test)
整形外科で行う検査とは?
交通事故で受傷をすると、その治療で一番多い通院先は整形外科です。整形外科に通院を行って症状固定となる場合には、その整形外科でどのような所見が得られらかというのが非常に重要になります。過去の診療記録を後から訂正することはできません。…
チネルサイン(tinel)
破損した末梢神経を確かめる検査です。
バレーサイン(valleix)
おしりの下の坐骨神経の圧痛です。
FNSテスト(femoral nerve stretching test)
SLRと同様に腰椎の神経学的所見として最もポピュラーな検査です。
SLRテスト(staraight leg raising test)
腰椎の神経学的所見として最も一般的な検査です。
ジャクソンテスト(jackson test)
頚椎を後ろに曲げて頭を上から押すと、悪いほうの肩、腕、手指に放射痛、痺れが発生します。
徒手筋力テスト(MMT)
筋力を6段階に分けて評価するテストです。
シンチグラフィ
検査の一つとして骨シンチグラフィが行われることがあります。とは言えども、交通事故では稀です。骨シンチグラフィは放射性の薬を注射して3時間後位に写真を撮ります。すると悪い部分が黒く映るといったところです。…
CT
CTは放射線を使用します。単純X-Pに比べると骨内部の異常が確認できる点で違います。 単純X-Pと違い輪切り(横断画像)が得られるのでより確実な診断が得られます。交通事故では頭部外傷には頭部CTスキャンが方程式です。過去には…
レントゲン(X‐ray Photograph)
レントゲン、これは皆さんご存知の放射線で骨を写すものでXPともいいます。そして、単純に骨を映し出すのは単純X線写真といいいます。しかし、通常のレントゲンでは脊髄や神経根は写りません。そこで造影剤というものを体に投与することによって脊…
関節可動域(ROM)
準備中関節の可動域は人の関節の動きが何かしらの原因によって関節の動きが正常でないときに確認・計測が行われます。そして関節の可動域が4分の3以下に制限されると後遺障害の対象となります。関節の可動域制限はその人の正常な関節の動きと比…